[アテネ/パリ 6日 ロイターより引用]
「ギリシャ連立与党を形成する全ギリシャ社会主義運動(PASOK)、新民主主義党(ND)、極右の国民正統派運動(LAOS)は、早ければ4月にも実施が見込まれている総選挙を控え、国民に不人気な賃下げや年金カットなど、支援の条件とされる一段の緊縮策受け入れをこれまで拒否している。・・・メルケル首相はギリシャがユーロ圏にとどまることを望むとしながらも、「トロイカによる提案が実施されなければ、ギリシャへの追加支援はないことをあらためて明言する」とした。」
政治家というものは国が危機に瀕していても、選挙を優先するものなんですね。
「ギリシャ政府関係者は、連立を形成する3党が6日正午(1000GMT、日本時間午後7時)までに支援条件の受け入れの是非に関して回答するよう最後通告を受けたとの見方を否定した。これに対し欧州委のアルタファ報道官は、ギリシャ第2次支援をめぐる協議はすでに取りまとめの期限を過ぎており、同国は早急に決定を下す必要があると反論した。」
政治家は嘘をつくというのは、どの国も同じですね。
「EU当局筋によると、3月20日のギリシャ国債償還日までに債務交換に伴う複雑な手続きを完了するためには、2月15日までにギリシャが第2次支援策に合意し、ユーロ圏とECBおよびIMFが承認する必要がある。ギリシャ国民は、5年目に入った深刻な景気後退や第1次支援の下で導入された一連の緊縮措置に疲弊している。ギリシャの主要2労組は、トロイカから要求されている緊縮策や労働市場の改革に抗議し、7日に24時間ストライキを実施する方針を明らかにした。」
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