2012年10月1日月曜日

専門H21-2Q4(2)(ⅲ)

[架空構造物の腐食など]
① 吊り線(アルミ防食鋼より線)とアースクランプの間に腐食生成物や異物が蓄積すると電気的接続が不完全になり、表面に付着した水分を介して電流パスが形成され、極となった吊り線が電解腐食により溶出し腐食が進行する。

② 架空構造物の金属材料は、工場や自動車から排出される多量の大気汚染物質により大気腐食が著しく促進される。例えば、亜硫酸ガス、二酸化窒素、塩素などの溶性ガス類は、金属表面上の水膜に溶け込んで腐食を促進する。

③ コンクリートポールは、中に含まれている水分が、温度が下がると凍結し、温度が上がると融解することが繰り返されると、表面上にちりめん状や亀甲状のひびや、縦ひび割れなどが生ずることがある(正しい)。

④ 鋼管柱では、張り紙防止シートや番号札の裏側にすきま腐食を起こすことがあり、この場合の補修方法としては、ポリウレタン系塗料及び酢酸ビニルニトリルゴム系接着剤を使用する、

0 件のコメント:

コメントを投稿