2012年10月6日土曜日

通信線路H21-1Q1(2)(ⅱ)

A 図に示すように、非誘導回線Ⅱにおいて、誘導回線Ⅰの信号伝送方向と逆方向に生ずる漏話は近端漏話、誘導回線の信号伝送方向と同一方向に生ずる漏話は遠端漏話といわれる(正しい)。

B 図に示すように、それぞれ整合終端された誘導回線Ⅰ、被誘導回線Ⅱにおいて、漏話減衰量(単位を[dB]とする。)は、次式で定義される(正しい)。
  近端漏話減衰量 = 10 log10|V10I10/V20I20|
  遠端漏話減衰量 = 10 log10|V10I10/V21I21|

C 電磁結合によって生ずる漏話は、線路の特性インピーダンスに反比例し、静電結合によって生ずる漏話は、線路の特性インピーダンスに比例する(正しい)。
・周波数と特性インピーダンスは反比例
・低周波→特性インピーダンス高い→静電結合が支配的
・高周波→特性インピーダンス低い→電磁結合が支配的

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