2012年10月4日木曜日

通信線路H21-1Q2(2)(ⅱ)

[光ファイバの光損失の特徴など]
A 吸収損失は、伝搬光が光ファイバ材料そのものにより吸収されて熱に変換される損失であり、一般に、ガラスが本来持っている紫外吸収や赤外吸収に起因する固有の吸収によるものと、ガラス内に含まれる不純物に起因する吸収によるものとがある(正しい)。

B 光ファイバは、製造時において、2,000[℃]程度の高温から20[℃]程度に冷却されるため、わずかな屈折率のゆらぎが生ずる。この屈折率のゆらぎによって生ずる光損失は、光の波長の4条に反比例2乗に比例する。
・これはレイリー散乱の説明である。

C 光ファイバどうしを接続する場合、コアを互いに正確に突き合わせることが重要であり、接続部において隙間が存在すると大きな反射が生ずる場合がある。この反射は、一般に、フレネル反射といわれる(正しい)。

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