① 波長が長くなるほど光ファイバ材料の屈折率は小さくなるため、伝搬速度が速くなる特性により生ずる分散は、材料分散といわれる。材料分散は、モード分散と同じように伝送帯域を制限する要因となる(正しい)。
② 光ファイバのコアとクラッドの屈折率差が小さい場合、光の一部がクラッドにしみ出すことにより生ずる分散は、構造分散といわれる。このしみ出しの割合は、波長が長くなるほど大きくなり、伝搬経路は長くなる(正しい)。
③
④ 光ファイバのコア形状が製造上などの理由により、わずかに楕円化している場合に、二つの直交偏波モード成分間に伝搬時間差を生ずることによる分散は、偏波モード分散といわれる(正しい)。
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