2012年10月6日土曜日

10/1-10/5トレード結果

 ユーロドルの下降チャネルの上端付近1.289でポジショニング。
しかし、下値の堅さから、翌朝に1.2877で手仕舞い。0.0048%の利益。
 上昇を予見して、早々に手仕舞いした点は評価できる。

通信線路H21-1Q3(2)(ⅱ)

[光ファイバのコネクタ接続の特徴など]
A コネクタ端面の研磨は、光ファイバ端面の傷などを取り除き、接続損失を小さくするために行われる。直角に研磨する方法のほか、反射の影響を抑えるために、斜め研磨、球面研磨などの方法がある(正しい)。

B SM光ファイバをコネクタで接続する場合には、モードフィールドを整合させるためにフェルールどうしを弾性スリーブで整列、突き当てる方法が主流である。弾性スリーブとしては、一般に、フェルール外径よりわずかに小さい内径を有する割りスリーブが用いられている(正しい)。
・割りスリーブ
C コネクタ端面に付着したわずかな汚れにより大きな接続損失や反射が発生する場合がある。特に、高出力な光信号では、汚れに熱がこもり、焼き付けが発生する場合や、多重反射の影響で光ファイバが溶解する場合がある(正しい)。

通信線路H21-1Q3(2)(ⅰ)

[光ファイバ接続の種類と特徴について]
① メカニカルスプライスは、V溝などを形成した接続部品を用いて機械的に光ファイバを把持する接続技術である。対向する光ファイバの端面間に空気層が存在する可能性があるため、屈折率整合剤を用いて、空気層を除去する方法が広く使われている(正しい)。

② 融着接続において、光ファイバ端面を溶解する方法としては、接続の容易さ、信頼性、経済性などの面から、一般に、アーク放電が用いられている。融着接続では、1回の作業で多心の光ファイバを一括して接続することも可能である(正しい)。

③ SCコネクタは、MM光ファイバとSM光ファイバの両方に使用できる調心タイプのコネクタで、主に、ガラスフェルールにより高精度に加工されている。SCコネクタは、プラグをアダプタに挿入することにより固定されるスライドロック構造を有している。
・SCコネクタは、両方に使用可能であるものの、調心できない



④ MTコネクタは、4心、8心などのテープ光ファイバを一括して接続するコネクタであり、コネクタにガイドピンを挿入後、クランプスプリングで固定される構造を有している(正しい)。

通信線路H21-1Q2(1)

[光ファイバの構造、伝搬原理など]
 光ファイバは光をコアに閉じ込めて伝搬する導波原理で説明すると、全反射によるものとブラッグ反射によるものに大別される。
 全反射形光ファイバは、光が伝搬するコアと、その周辺を覆う同心円状のクラッドから構成されており、クラッドの屈折率は、コアの屈折率より小さい。全反射形光ファイバに入射した光は、コアとクラッドの境界面において全反射を繰り返しながら伝搬していく。
 全反射形光ファイバの一つである空孔アシスト光ファイバは、コアとクラッドをドーパントにより形成するとともに、クラッドの内部に空孔を設けて伝搬光のクラッドへの広がりを制限している。また、ブラッグ反射を用いた光ファイバとしては、コアを中空、クラッドを空孔付きガラスとしたホトニック・バンドギャップ光ファイバがある。
 一方、光ファイバは屈折率分布で分類すると2種類に大別される。一つは、コアとクラッドの間で屈折率が階段状に変化しているものであり、SI形光ファイバといわれ、もう一つは、コアの屈折率分布が緩やかに変化しているもので、GI形光ファイバといわれる。

・ブラッグ反射とは、所定の条件(ブラッグの条件)を満たす場合に、光が反射することをいう。よって、ホトニック・バンドギャップ光ファイバとは、ブラッグの条件を満たす光ファイバである。

通信線路H21-1Q1(2)(ⅱ)

A 図に示すように、非誘導回線Ⅱにおいて、誘導回線Ⅰの信号伝送方向と逆方向に生ずる漏話は近端漏話、誘導回線の信号伝送方向と同一方向に生ずる漏話は遠端漏話といわれる(正しい)。

B 図に示すように、それぞれ整合終端された誘導回線Ⅰ、被誘導回線Ⅱにおいて、漏話減衰量(単位を[dB]とする。)は、次式で定義される(正しい)。
  近端漏話減衰量 = 10 log10|V10I10/V20I20|
  遠端漏話減衰量 = 10 log10|V10I10/V21I21|

C 電磁結合によって生ずる漏話は、線路の特性インピーダンスに反比例し、静電結合によって生ずる漏話は、線路の特性インピーダンスに比例する(正しい)。
・周波数と特性インピーダンスは反比例
・低周波→特性インピーダンス高い→静電結合が支配的
・高周波→特性インピーダンス低い→電磁結合が支配的

通信線路H21-1Q1(1)

[メタリックケーブルを用いたアナログ伝送系における雑音及びひずみの種類と特徴]
 メタリックケーブルを用いたアナログ伝送系における雑音は、一般に、伝送系内部で発生する雑音と外部から侵入する雑音に分けられ、さらに、伝送系内部で発生する雑音は、信号を伝送していない場合でも存在する基本雑音と信号伝送に伴って発生する準漏話雑音とに分けることができる。
 基本雑音は、通話の有無と無関係であることから、信号レベルの低いところで問題となり、一般に、大きな妨害になるものは、増幅器で発生する雑音で、主な成分の一つは、周波数に対して一様に分布している熱雑音である。
 一方、伝送系の入力側に加えられた信号波形と出力側に現れる信号波形が異なる現象は、ひずみといわれる。
 位相ひずみは、伝送系の位相量が周波数に対して比例関係にないため、すなわち、群伝搬時間が周波数により異なるために生ずるひずみであり、伝送品質に影響を及ぼす。
・波長の周波数が高いほどに、伝搬速度は速くなる→群伝搬時間は短くなる

 また、非直線ひずみは、伝送系の入力と出力が比例関係にないために生ずるひずみであり、波形ひずみの原因となる。伝送路中の増幅器などの非直線ひずみによる高調波及び混変調波の発生は、雑音の原因となる。