2012年9月17日月曜日

線路設備H20-2Q2(2)(ⅰ)

[ライニング工法など]
① 管内面ライニング工法は、非開削工法に適用され、錆腐食により劣化した金属管路の内部を清掃した後、管路内面に薄い樹脂膜を形成して錆腐食の進行を防ぐ方法である(正しい)。

② 負圧回転式ライニング工法は、管路内の空気を吸引・減圧することで空気の流れをつくり、これを利用して管路内に、ポリエチレン系エポキシ樹脂を薄膜でライニングする方法である。

③ 補修用半割管工法は、腐食により劣化した管路部分を探査し、路面を開削することにより、腐食劣化部分を切断して撤去し、撤去部分に、「管内面を防錆樹脂でコーティングした半割管」を取り付けるする方法である。

④ 超薄膜管内面ライニング工法は、電食などにより孔の空いた金属管路の内部を清掃した後、ローラーパテにより孔の空いた部分にウレタンエポキシ樹脂を充填させ、孔を修復する方法である。
・ローラーで孔に樹脂を充填させるのは無理がある
・ウレタン樹脂は、吸水性が高いので、電食が進行してしまうので不適
・ウレタン樹脂は、加水分解するので、水回りでの使用は不適
・パテとは、ペースト状の充填剤をいう。

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