2012年10月6日土曜日

通信線路H21-1Q3(2)(ⅰ)

[光ファイバ接続の種類と特徴について]
① メカニカルスプライスは、V溝などを形成した接続部品を用いて機械的に光ファイバを把持する接続技術である。対向する光ファイバの端面間に空気層が存在する可能性があるため、屈折率整合剤を用いて、空気層を除去する方法が広く使われている(正しい)。

② 融着接続において、光ファイバ端面を溶解する方法としては、接続の容易さ、信頼性、経済性などの面から、一般に、アーク放電が用いられている。融着接続では、1回の作業で多心の光ファイバを一括して接続することも可能である(正しい)。

③ SCコネクタは、MM光ファイバとSM光ファイバの両方に使用できる調心タイプのコネクタで、主に、ガラスフェルールにより高精度に加工されている。SCコネクタは、プラグをアダプタに挿入することにより固定されるスライドロック構造を有している。
・SCコネクタは、両方に使用可能であるものの、調心できない



④ MTコネクタは、4心、8心などのテープ光ファイバを一括して接続するコネクタであり、コネクタにガイドピンを挿入後、クランプスプリングで固定される構造を有している(正しい)。

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