2012年9月24日月曜日

線路設備H23-1Q1(2)(ⅰ)

[光ファイバの伝送特性、損失要因などについて]
① 光ファイバ伝送においては、光ファイバそのものの伝送損失、光ファイバ間の接続損失、分岐素子などのデバイスの挿入損失などが伝送距離を制限する要因となる(正しい)。

② 石英系光ファイバには、主成分である純粋な石英のほかに、屈折率を変化させるためのドーパントとしてゲルマニウム、ホウ素、フッ素などが添加されたものがある(正しい)。

③ 光ファイバの伝搬モードがシングルモードになる最長最短の波長は、カットオフ波長といわれ、カットオフ波長より長い短い波長に対しては伝搬モードがマルチモードになる。
④ 吸収損失は、伝搬光が光ファイバ材料そのものにより吸収されて熱に変換される損失であり、石英系光ファイバでは、一般に、ガラスが本来持っている紫外吸収や赤外吸収に起因する固有の吸収によるものと、ガラス内に含まれる不純物に起因する吸収によるものとがある(正しい)。

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