2012年10月8日月曜日

線路設備H21-2Q3(1)

[線路設備の安全作業など]
 線路設備は、ほとんどが屋外に設置されており、保守、点検などの作業は、屋外で行われる場合が多い。このため、危険を伴う作業が多く、特別の注意が必要となる。
 線路設備の保守、点検作業を行う際においては、重要な事項として、マンホールなどの地下設備へ入る前に酸素濃度及び硫化水素濃度を測定する必要がある。酸素濃度が18[%]未満であったり、硫化水素濃度が10[ppm]より高い場合は人体に悪影響を与えるため、酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習を終了した酸素欠乏危険作業主任者の指導のもと、十分に喚気し、酸素濃度及び硫化水素濃度を測定して、安全を確認した後、保守、点検などの作業を行う。
 また、電柱などの高所における保守、点検作業では、ヘルメット及び安全帯の着用が必要であり、高所作業車を使用する場合は、作業床の高さが2[m]以上10[m]未満にあっては、高所作業車運転特別教育、作業床の高さが10[m]以上にあっては、高所作業車運転技能講習を受ける必要がある。
・作業床

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